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名称 中村大杉 (なかむらおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 7.0m(注2)
推定樹齢 伝承1000年(注2)
所在地の地名 新潟県柏崎市西長鳥字中村
〃 3次メッシュコード 5638−05−33
〃 緯度・経度 北緯37度22分05.2秒
東経138度40分10.8秒
新潟県指定天然記念物(1956年3月23日指定)
撮影年月日 2001年10月8日(上写真)
2008年8月2日(下写真)
2022年7月6日
注1)設置者名を失念した(柏崎市教育委員会?)
注2)環境庁編「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
白山神社の御神木。
地上5〜6mの大枝の付け根の近くに、下向きの乳首状の突起(瘤)がある。写真でも見えているのだが、わかるだろうか?(上写真で、幹の途中から左に「Y」の字形に小枝が2本出ているところ)
よく探さないと見落としそうな小さな瘤だが、これで吉凶を占ったそうだ。しばしば水が滴り落ちるときは吉、さっぱりなら凶だという。瘤が乳首なら、水はミルクということなのだろう。
位置から推察すると、滴り落ちるのは樹液ではなく、枝葉が集めた水であろう。雨はもちろん、朝露や霧が幹を伝わって滴り落ちるのだと思われる。旱魃の年には湿度も低いだろうから、この占いは結構当たったのかも知れない。 |
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