名称　三社大権現のタブノキ 　　　　（さんしゃだいごんげんのたぶのき） 名称の典拠　なし 樹種　タブノキ 樹高　不明 目通り幹囲　５．４ｍ（注1） 推定樹齢　不明 所在地の地名　京都府宮津市中村 　〃　３次メッシュコード　 　〃　緯度・経度　北緯３５度３１分３９．６秒 　　　　　　　　　　　東経１３５度１４分１９．０秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２０２２年５月１６日 注1）地表面から１．３ｍの高さで幹囲を実測 　２０１９年に環境省巨樹データベースに新規登録されたスダジイに会うため三社大権現を訪ねた。 　スダジイ主体の社叢は、ある種のおどろおどろしい印象を伴うことがあるが、そんな感じも嫌いではない。あっちを眺め、こっちを眺めしながら、ゆっくりと歩を進める。 　すると、右手奥に、このタブノキの姿が見えた。 　環境省DBにはスダジイの報告は１４件あったが、タブノキは登録されていない。意外な出会いであった。 　単幹のタブノキで、露出した根の一部は板根化している。老タブノキの根にときどき生じる独特な瘤状突起も見える。 　スダジイとタブノキの混生自体は珍しいことではないが、ここではタブノキが圧倒的少数派である。 　孤高の雰囲気も感じられた。