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画像:中村の二本松

画像:中村の二本松(全景)
名称 中村の二本松 (なかむらのにほんまつ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 アカマツ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 3.9m(注2)
推定樹齢 300年(注3)
所在地の地名 長野県茅野市湖東中村
 
〃 3次メッシュコード 5438−01−26
 
〃 緯度・経度 北緯36度01分24.8秒
           東経138度12分12.4秒
茅野市指定天然記念物(1977年12月1日指定)
撮影年月日 2006年4月29日

注1)1978年3月に茅野市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)上記案内板による





 傘松(からかさ松)に次ぎ、マツでは茅野市No.2の大松。東平から上菅沢にまっすぐ向かう道沿いに立っている。
 松は小さな塚の上に立つ。この辺りの字名も富士塚。松が立つ塚の名が富士塚なのであろう。
 かつて富士講が盛んな頃、村人がこの松の下で行者送迎の宴を開いたと伝承されていると、案内板にあった。
 はたして、ここから富士山が見えるのかどうか。曇っていたため確認は出来なかったが、いずれにしても、選ばれて行者とともに富士山に登ることになった人と、それを見送る人と。宴の様が想像できるように思った。
 地上2m弱で2幹に分かれている。「二本松」の名はそこからつけられたと思われる。
 横に伸びる大枝がもう少し欲しいような気もするが、それは贅沢というものだろう。樹勢も良く、まだまだ大きくなりそうな松である。
 
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