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名称 仲森の紅しだれ桜 (なかもりのべにしだれざくら) 名称の典拠 現地の樹名板(注1) 樹種 エドヒガン 樹高 不明 目通り幹囲 3.5m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 福島県田村市船引町笹山字仲森 〃 3次メッシュコード 5640−14−42 〃 緯度・経度 北緯37度27分24.8秒 東経140度31分48.9秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2023年4月4日 注2)まったくの目分量 市指定天然記念物大聖寺のベニシダレの東方約500m。県道50号(浪江三春線)の西に見えるキノコの笠のような形のシダレザクラがこの「仲森の紅しだれ桜」である。お屋敷に立つ私有物の桜だ。 ちょうどご主人にお会いすることができ、見学の許可をお願いしたところ、快諾して下さったばかりか、家の前を通ってツツジの山を一周するように小道があるから、そこを通ってみるといいと勧めて下さった。なるほど、家や作業小屋があるところは高台になっていて、その斜面はツツジで埋め尽くされている。桜も見事だが、ツツジの季節もきっと美しいに違いない。 キノコのように見えたのは、低い位置に横枝が無いからである。単幹で立ち上がり、上空の一点でたくさんの枝を広げている。シダレザクラにしては珍しい樹形だ。 帰り際に、「これだけの大きさの樹冠を支柱なしで保っていられるとは、よほど元気がいいんですね」と感想を伝えたら、それが自慢だと言いたげに微笑んでおられた。 |
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