ページタイトル:霜鳥家のカスミザクラ 当サイトのシンボルマーク

画像:霜鳥家のカスミザクラ 名称 霜鳥家のカスミザクラ
    (しもとりけのかすみざくら)
名称の典拠 「新潟県の大桜」(注1)
樹種 カスミサクラ
樹高 不明
目通り幹囲 3.6m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県上越市中郷区片貝
 〃 3次メッシュコード 5538−31−48
 〃 緯度・経度 北緯36度57分19.6秒
           東経138度13分56.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年4月24日

注1)塩浦林也・正子編著、2017年1月15日刊行(非売品)
注2)「新潟県の大桜」による





 上信越自動車道中郷(なかごう)インターチェンジの南南東1.5kmほど、関川(せきがわ)の谷を走る旧北国街道(ほっこくかいどう)沿いに片貝(かたかい)の集落が延びる。このあたりでは谷幅が1kmほどあって、その殆どは水田だ。
 左図の桜は花房山(はなぶさやま、460m)の西麓、谷より少し高い位置に立つ。従って、谷の全体を俯瞰することが出来、妙高連山もよく見える。景色の良い場所である。
 カスミサクラにしては花色が濃く、上記「新潟県の大桜」には見事な満開の姿(2015年撮影)が載っていたので期待して出かけたのだが、それから7年後、残念ながら桜の状態がひどく悪くなっていた。腐朽菌に全身を冒され、まさに瀕死の状況である。今年は高い枝にわずかばかりの花が見られたが、来年はもうダメなのでないか。そんな風に思うほど衰弱している。
 悲しいことだが、辛うじて間に合って良かったと思うべきなのかも知れない。
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