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名称 長瀬神社のケヤキ (ながせじんじゃのけやき) 名称の典拠 なし 樹種 ケヤキ 樹高 10m(注1) 目通り幹囲 6.0m(注1) 推定樹齢 1000年(注2) 所在地の地名 新潟県加茂市八幡1丁目 〃 3次メッシュコード 5639−30−86 〃 緯度・経度 北緯37度39分21.4秒 東経139度04分19.7秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2006年10月22日 注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による 注2)加茂市教育委員会が設置した案内板による 長瀬神社は、加茂川右岸に鎮座する。立地環境は、市街地のはずれ。 祭神は瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)・玉依姫命(たまよりひめのみこと)・誉田別命(ほんだわけのみこと)など5柱。 延喜式神名帳にも長瀬神社の名が見え、長治2年(1105)八幡宮を合祀したという。 地名の八幡(やわた)は、古くはむしろ八幡さまの名で知られていたことを推測させる。社殿に掛かる額も「八幡宮」。加茂川に架かる橋の名も「八幡橋」である。 長瀬神社の表参道はここより少し北側に開いているが、八幡橋のところからも裏参道が通じている。こちらは駐車場もないが、参道の道幅は十分に広い。拝殿との位置関係を見ると、かつてはこちらの方が正面だったような気もしなくはない。 大ケヤキはその八幡橋側の参道入口に立っている。 背丈はそこそこで、樹勢が良い(下図でこんもり繁っているのがそれ)。実測したわけでないが、目通りも標記データ以上ではなかろうか。 1990年8月に「加茂市の名木」指定を受けた。 ケヤキのほかにも、長瀬神社の境内には、目通り3〜4mのスギが多く立っている。もう100年もしたら、立派な巨木の森になることと思われる。 ただ、その多くの頂部に、枯れ枝が目立つのが心配だ。鎮守の森の森厳さを増すためにも、是非とも、長老の域に達するまで長生きして欲しいものだ。 |
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