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名称 長沢のサクラ (ながさわのさくら) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 エドヒガン 樹高 14m(注2) 目通り幹囲 6.4m(注2) 推定樹齢 400年以上(注2) 所在地の地名 福島県二本松市太田字長沢(注3) 〃 3次メッシュコード 5640−34−14 〃 緯度・経度 北緯37度36分07.0秒 東経140度33分21.0秒 二本松市指定天然記念物(2005年2月1日指定) 撮影年月日 2021年4月6日 注2)上記案内板による 注3)2005年12月1日、二本松市に合併。旧行政区は安達郡東和町 「中島の地蔵桜」から西に2.8kmほど離れた谷間(たにあい)に立つ桜。 幹囲6mを超える大桜で、二本松市指定天然記念物なのだが、こちらは写真写りが良くないからか、福島県内の写真愛好家らが作る「県内一本桜番付」には載っていない。つまり十両以下ということ。 「インスタ映え」の良否がそのものの価値を決める大きな要素となる時代、それも致し方ないのだろうが、写真愛好家ならぬ巨木好き人間にとっては、どうも釈然としない。私は、中島の地蔵桜よりも、むしろ長沢のサクラの方により魅力を感じる。 かつてここに熊野神社があったらしい。昔はこの桜の開花を目安に苗代作りをしたらしく、地元では「肥盛(ひもり)サクラ」と呼ばれているという。 今は個人の所有物であるが、騒いだり周囲を汚したりしなければ、自由に見学させていただけるようだ。 私が訪ねたとき、根元近くに案内板が一つあるほか、途中には案内の類が一切見当たらなかった。従って、場所が分かり難いかも知れないが、上記緯度・経度の誤差は十分に小さいので、ウェブ地図等で正確な位置を求めてからお訪ねになる事をお勧めする。 |
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