ページタイトル:鎮西大社のクスノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:鎮西大社のクスノキ(駐車場近く) 名称 鎮西大社のクスノキ
    (ちんぜいたいしゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 不明
目通り幹囲 5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長崎県長崎市上西山町
 〃 3次メッシュコード 4929−17−00
 〃 緯度・経度 北緯32度45分13.5秒
           東経129度52分56.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年3月27日

注1)まったくの目分量





 長崎市役所の北東500mほどのところに諏訪神社が鎮座している。ビルや住宅の建て込む市街地にあって、広大な境内を持つ立派な神社だ。
 諏訪神社の公式ウェブサイトによると、戦国時代に長崎がイエズス会の教会領となったとき失われた諏訪・森崎・住吉の三神社を、初代宮司青木賢清が寛永2年(1625)に再建。長崎の産土神としたのが始まりという。
 当初は現在の松森神社の場所にあったが、慶安元年(1648)、徳川幕府より朱印地を得て、現在地に遷座。「龍踊(じゃおどり)」など異国情緒満載の「長崎くんち」(国指定重要無形文化財)は、この諏訪神社の例祭である。
(神社の正式名は「諏訪神社」だが、各地に諏訪神社があって紛らわしいので、このウェブページでは「鎮西大社」の通称を使わせていただく)
 環境省巨樹データベースによると、かつての諏訪神社境内だったと思われる「諏訪神社」「諏訪の森」「長崎公園」に、幹囲8.6mのクスノキはじめ、合わせて25本の巨木が登録されている。
 ただし、一般人が立ち入ることの出来ない樹林内にあるものも多く、開放部分では、せいぜい5m前後のクスノキしか確認できなかった。
 そのうちの4本を紹介したい。
 左図は、駐車場の近くに立つクスノキである。これも幹囲は5mくらいだと思われる。4本のうちの最大ではないのかも知れないが、とにかく、正面から諏訪神社を訪ねれば、これが最初に目につく。
 他の3本については、「少し大きめの画像」でご覧いただきたい。
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