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名称 松森神社のクスノキ (まつのもりじんじゃのくすのき) 名称の典拠 天然記念物指定名称より 樹種 クスノキ 樹高 25m(注1) 目通り幹囲 5.3m(注1) 推定樹齢 300年以上(注2) 所在地の地名 長崎県長崎市上西山町 〃 3次メッシュコード 4929−17−00 〃 緯度・経度 北緯32度45分17.6秒 東経129度53分02.9秒 長崎市指定天然記念物(1974年6月18日、「松森神社のクスノキ群」の名称で境内のクスノキ7本を一括指定) 撮影年月日 2015年3月27日 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による 「おくんち(長崎くんち)」で知られる諏訪神社の東方約200mのところに松森神社がある。同神社の公式サイトや境内の掲示板には松森天満宮(まつのもりてんまんぐう)とあるので、近隣ではその名で知られているのだろう。 その公式サイトによると、寛永2年(1625)の創建。最初は今博多町にあったが、明暦2年(1656)に諏訪神社の旧地であった現在地に遷座したとのこと。 本殿の外側を囲む瑞垣に嵌め込まれた30枚の板に、様々な職種の仕事風景が彫り込まれている。正徳3年(1713)、社殿改修に際して奉納されたもので、この彫刻「職人尽」(しょくにんづくし)は県指定有形文化財。(自由に見学可) 境内に散在するクスノキも文化財(天然記念物)指定を受けている。 最大のクスは、境内社の下西山町神社の後方に立ち、社殿近くからは頂部しか見えない。(これは別ページで紹介することにする) それを除き、境内に立つうちで最大の個体が左図のクスノキである。 根を大きく広げているため、計測する高さによって幹囲データは大きく異なりそうだ。ただし、幹そのものは、あまり太くない。 ところで、境内にはニワトリが放し飼いにされていた。ここでの生活に慣れているようで、人を恐れない。 私の地方(新潟県)の昔の農家では、牛馬に加え、ヤギやニワトリを普通に飼っていたものだ。その頃を思い出し、懐かしかった。(松森天満宮では、当時のニワトリに比べ、ずっと清潔でおっとりしている) |
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