ページタイトル:名柄のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:名柄のケヤキ(幹と並ぶ) 名称 名柄のケヤキ (ながらのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 24m(注1)
目通り幹囲 8.0m(注1) もっと細いように見えるが…
推定樹齢 不明
所在地の地名 奈良県御所市名柄
 〃 3次メッシュコード 5135−55−27
 〃 緯度・経度 北緯34度26分20.3秒
           東経135度42分56.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年7月27日

注1)環境省巨樹データベース(2003年6月計測)による





 富田林(とんだばやし)と御所(ごせ)を結ぶ国道309号が奈良盆地の西縁に出たあたりに名柄の集落がある。繁栄の歴史を感じさせる佇まいの建物が多く残るすてきな集落だ。
 集落の中央付近、東西・南北の2つの道が交差する場所の近くに、かつての郵便局の建物を利用した「郵便名柄館 テガミカフェ」があって、その近くに左図のケヤキが立つ。(県道30号沿いの現役名柄郵便局とお間違いなく)
 テガミカフェ前の道を南に向かうとケヤキの樹冠が道からも見えるのだが、そこへのルートがわからない。それでカフェまで引き返して教えを請うたところ、とても親切かつ丁寧に教えて下さった。(感謝)
 ケヤキは広場の隅に立っていた。かつては畑だったのだろうか。それとも家が建っていたのだろうか。環境省データでは私有物のケヤキとされている。今は一面の草地である。
 御所市観光協会ウェブサイトの巨木紹介ページによると、数十年前までは、2本の幹をV字形に伸ばす双幹のケヤキだったようだ。片方は台風で折れてしまったとのことである。
 その結果、ずいぶんアンバランスな樹形になってしまったが、大きく発達した根がしっかり踏ん張っている。まだまだ元気に頑張ってくれそうだ。
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