名称　長畑の�p莢　（ながばたけのさいかち） 名称の典拠　現地の樹名板（注1） 樹種　サイカチ 樹高　９ｍ（注2） 目通り幹囲　４．１ｍ（注2） 推定樹齢　４００年（注2） 所在地の地名　宮城県遠田郡涌谷町小里字大道 　〃　３次メッシュコード　５７４１−６１−９２ 　〃　緯度・経度　北緯３８度３５分０５．９秒 　　　　　　　　　　　東経１４１度０９分０７．５秒 涌谷町指定天然記念物（１９８５年７月１日指定） 撮影年月日　２０２４年６月１０日 注1）涌谷町教育委員会が設置（設置年月不詳）。ただし天然記念物指定名称は「小里長畑のさいかち」でこれとは異なる 注2）上記樹名板による 　これも涌谷町小里にある天然記念物のサイカチ４本のうちの１本。関屋の�p莢からは、県道２９号（河南築館線）を挟んで北に１３０ｍほど。 　こちらは立ち上がって間もなく上部を失っているが、根元の力強さは今も残っている。切断後に伸びたと思われる若い幹が元気よく、樹勢の心配は無さそうだ。 　涌谷町公式ウェブサイトの文化財紹介ページによれば、豊臣秀吉の奥州仕置で領地を没収された葛西（かさい）家の旧家臣は、「葛西が勝つ」に音が通じるサイカチを植えて葛西家の再興を祈願したとする伝承を紹介している。（ただし、小里が葛西家の領地だったかどうかは不明ともある） 　推定樹齢４００年は、その伝承を考慮しての推定値だと思われる。