ページタイトル:苗場神社のカツラ ロゴ:人里の巨木たち

画像:苗場神社のカツラ(幹と並ぶ) 名称 苗場神社のカツラ (なえばじんじゃのかつら)
名称の典拠 なし
樹種 カツラ
樹高 不明(周囲のスギと同じくらい高い)
目通り幹囲 9.9m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県下水内郡栄村小赤沢
 〃 3次メッシュコード 5538−25−31
 〃 緯度・経度 北緯36度51分56.6秒
           東経138度38分07.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年10月18日

注1)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測





 苗場山(なえばやま、2145m)と鳥甲山(とりかぶとやま、2038m)の間を深く削る中津川沿いの地域は秋山郷(あきやまごう)と呼ばれ、車の時代が到来する前は、まさしく「秘境」であった。特に冬期は雪崩の危険もあり、猟師のほか、集落の外に出ることはほとんどなかったと思われる。
 谷奥に向かう道を進んで行くと、大赤沢までは新潟県津南町だが、その先、小赤沢からは長野県栄村となる。
 その小赤沢に苗場神社の里宮が鎮座し、小赤沢からは苗場山の山頂まで登山道が続いている。
 苗場神社(里宮)境内に左図のカツラが立つ。(すぐ横には十二社がある。もしかしたら苗場神社でなく、十二社のカツラなのかも知れない)
 株立ちの中央部が失われていて、並立する幹はそこそこに太く、背が高い。上記幹囲は全体の外周を測った値である。
 環境省巨樹データベースには未登録。ユモトマユミを訪ねる際、駐車場所を探していて偶然に見つけた。
 苗場神社は、秋山郷総合センター「とねんぼ」のすぐ隣。お訪ねになる場合は、「とねんぼ」の駐車場を利用させてもらうのがよいと思う。
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