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画像:名下熊野社の大杉

画像:名下熊野社の大杉(幹と並ぶ)
名称 名下熊野社の大杉
    (みょうげくまのしゃのおおすぎ)
名称の典拠 なし (私が勝手に命名)
樹種 スギ
樹高 32m(注1)
目通り幹囲 8.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 新潟県南蒲原郡下田村名下(みょうげ)(注2)
 
〃 3次メッシュコード 5639−21−20
 
〃 緯度・経度 北緯37度31分29.7秒
           東経139度07分56.1秒
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2003年6月22日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2005年5月1日、三条市に合併。旧行政区は南蒲原郡下田村





 五十嵐川に沿って国道289号を上流に向かう。ハヤブサが棲むという八木鼻(やぎはな)の断崖を通り過ぎて2kmほど進むと「名下入口」バス停がある。そこを右折して五十嵐川を渡ると名下(みょうげ)の集落だ。
 熊野社は集落の中ほど。社殿の斜め後ろ、道路に面して大杉が立っている。根の張り具合を見ると2本の融合木のようだが、地上1.3m付近までは1本の木と化している。
 折損枝がかなり見られる。特に社殿側に多いことから、予防措置として人の手で切られた枝も多いようだ。切り口にはステンレス製のキャップが被せてある。
 長く大切にされてきたようで、枝を多く失ったにもかかわらず、樹勢は良い。
 大杉の周りで、なにやらゴソゴソやっている不審人物に気がついた男性が、訝しそうに私を見ていた。近づいて素性を名乗り、「いい杉ですね」と賞賛したら、それまでの仏頂面(失礼)がニコッと笑顔に変わった。
 
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