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名称 村山浅間神社のイチョウ (むらやませんげんじんじゃのいちょう) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 イチョウ 樹高 16m(注2) 目通り幹囲 9.2m(注2) 推定樹齢 300年以上(注2) 所在地の地名 静岡県富士宮市村山 〃 3次メッシュコード 5238−75−03 〃 緯度・経度 北緯35度15分40.4秒 東経138度39分58.5秒 静岡県指定天然記念物(1968年7月2日指定) 撮影年月日 2002年12月25日 注1)静岡県教育委員会と富士宮市教育委員会が連名で設置 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による 村山浅間神社は、富士山の南麓、標高500m付近。境内には県天然記念物の大杉など、スギの巨木が多く、平成3年(1991)に社叢全体が富士宮市保存樹林に指定された。 イチョウはスギたちとは少し離れ、境内の中央に立っている。気根の発達が著しいのが特徴。総数約70。最大のものは直径30cm、長さ2mに達する、と案内板にあった。 この気根を乳房に見立て、母乳の出を願う慣習が各地にある。たいていは、皮を煎じて飲むというものだが、ここでは気根の先端に針を刺して祈願するらしい。 今はそれほど母乳を必要とされないのか、あるいは人々はみなそれらを迷信と遠ざけるようになったのか、イチョウの回りには金網のフェンスが施されて近づくことが出来ない。 残念だけれど、イチョウの延命のためには致し方ないのだろう。 |
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