|
|
|
名称 秋葉さまのケヤキ (あきばさまのけやき)
名称の典拠 「日本の巨樹・巨木林」(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 6.4m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 新潟県村上市久保多町
〃 3次メッシュコード 5739−23−78
〃 緯度・経度 北緯38度13分45.7秒
東経139度28分58.4秒
村上市指定天然記念物(1979年11月1日指定)
撮影年月日 2003年8月3日(左写真)
2010年11月14日
注1)1991年に旧環境庁が刊行。(同書には「稲葉さまのけやき」と記されているが、誤植と思われる)
注2)上記「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
市街地を通って、国道7号と国道345号を結ぶ県道3号に背を向けるようにして秋葉神社がある。境内はそれほど広くないが、鳥居をくぐった先の参道両側に立つケヤキがすばらしい。
取り上げたのは、向かって右側の1本。こちらの方がひとまわり大きく、貫禄がある。
この根を見てほしい。石畳も石垣も持ち上げ、自己主張をしている。
時が経て、今は根の部分にも空洞ができ、衰えを見せてきた。境内を取り囲むように道路が舗装されたことの影響もありそうだ。根の空洞はみな道路に向かう部分だ。太い幹をすべて失って背も低くなった。緑の葉はみな細い枝のものである。
しかし、樹勢は悪くない。この青々とした姿は、「まだまだ元気だぞ」という、ケヤキからのメッセージのように思えた。 |
|