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名称 穆佐神社のクスノキ
(むかさじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 宮崎県宮崎市高岡町小山田(小山田)(注2)
〃 3次メッシュコード 4731−72−25
〃 緯度・経度 北緯31度56分24.9秒
東経131度19分00.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月21日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)2006年1月1日、宮崎市に合併。旧行政区は東諸県郡高岡町
大淀川(おおよどがわ)の右岸側、瓜田川(うりたがわ)との間に割って入る高台の南東部に、穆佐神社が鎮座する。
祭神は応神天皇、仲哀天皇、神功皇后。いわゆる八幡神とその父母神である。
平凡社「宮崎県の地名」によれば、応永元年(1394)、島津久豊(しまづひさとよ、1375〜1425)が穆佐城主であったとき、豊前国宇佐八幡の分霊を勧請、社殿を建立したと「高岡町史」にあるという。明治初年までは宇佐八幡宮と呼ばれていたが、同5年(1872)に現社号に改称したようだ。
境内にはスギやクスノキ、タブノキなど様々な樹種が生い茂り、鎮守の森を形成している。本殿の右(向かって左)にはバクチノキもある。
目立つクスノキが3本。そのうちの2本が、参道の入口で鳥居杉ならぬ鳥居クスのような顔で立っている。
やや根上り状態のようだ。参道脇の土壌が失われたのだろうか。そのため、前に立って下から見上げると、いっそう力強い姿に見える。
幹囲データから想像するより、ずっと迫力のあるクスノキ・ペアである。 |
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