ページタイトル:森岡神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:森岡神社のクスノキ 名称 森岡神社のクスノキ
    (もりおかじんじゃのくすのき)
名称の典拠 「西条の巨樹」(注1)
樹種 クスノキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 7.5m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 愛媛県西条市壬生川(にゅうがわ)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5033−70−27
 〃 緯度・経度 北緯33度56分13.7秒
           東経133度05分11.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年5月20日

注1)西条市環境サポーターが2009年11月に刊行
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)2004年11月1日、旧西条市を含む2市2町が合併して新「西条市」誕生。旧行政区は東予市





 JR予讃線壬生川駅の北方約800m、国道196号のすぐ横に森岡神社がある。境内はごく狭く、注意していないと見落としてしまうかも知れない。(脇見運転注意)
 根元の石柱に、「神木大樟文和元年の植樹」とあった。文和元年は、西暦に換算すると1352年である。
 その年、伊予国守護河野通盛(こうのみちもり)がこの地を埋め立て、伊勢神宮を勧請したと伝わっている。
 伝承が真実だとすれば、樹齢はおよそ660〜670年ということになるが、肯けなくもない。(鷺の森神社のクスノキにも同じ話が伝わる)
 今はずいぶん寂しい姿である。老境に入り、ずいぶんこぢんまりとなった。小さくなったのは、生育環境に関わる事情もあることだろう。しかし、まだ生き続けることを諦めたわけではない。この姿にして、この樹勢だ。
 見習いたいものだ。
 
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