ページタイトル:森光神社のスギ ロゴ:人里の巨木たち

画像:森光神社のスギ(幹と並ぶ) 名称 森光神社のスギ (もりみつじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県長岡市小国町森光(注2)
 〃 3次メッシュコード 5538−75−16
 〃 緯度・経度 北緯37度15分49.7秒
           東経138度42分03.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年9月4日

注1)「新潟の大杉と天然杉」による
注2)2005年4月1日、長岡市に合併。旧行政区は刈羽郡小国町





 旧小国町中心部から、国道403号を渋海川(しぶみがわ)の上流方面に向かう。
 国道は、途中の平和橋で右岸から左岸に移るが、その平和橋の西側山裾の集落が森光である。
 地名について、次のような口碑があるという。
 当地の小国盛光(おぐにもりみつ?)が戦いに敗れて自刃。建長元年(1249)、その子盛国(もりくに?)が真言宗盛光寺(じょうこうじ。現在の浄土宗真光寺の前身)を建立(して菩提を弔った?)。中村と呼ばれていた村名も盛光村(もりみつむら)と称するようになり、のち転じて、森光村になったという。(平凡社「新潟県の地名」を参考)
 集落の南端に森光神社が鎮座する。
 標記の大杉は、境内平面上、社殿に向かって左端。神木とされているようだ。
 幹そのものはさほど太くないが、根元に向かって大きく広がる樹形のため、地上1.3m地点では上記のような幹囲になったと思われる。
 横枝がたくさん残る樹姿に、古木らしい一種の趣きがあるように思われる。
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