ページタイトル:茂原町のケヤキ 当サイトのシンボル

画像:茂原町のケヤキ(幹と並ぶ) 名称 茂原町のケヤキ (もばらちょうのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 27m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 栃木県宇都宮市茂原町
 〃 3次メッシュコード 5439−57−60
 〃 緯度・経度 北緯36度28分28.0秒
           東経139度52分44.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年9月30日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による





 宇都宮市の南端近く、広いお屋敷に立つケヤキ。
 はじめ、ケヤキの近くに鳥居が見えたので、神社があるのかと思い、周囲を車で回ってみたが、参道らしき道は見あたらない。そこは広大なお屋敷の一部だったのだ。
 お宅を訪ねると、ご主人が家の外で休んでおられた。撮影の許可を得て、ケヤキに向かう。
 屋敷が広いと、とかくあちこちに物が置いてあるものだが、このお宅では、とても綺麗に片付いていた。清掃も行き届いている。ご家族の人柄なのだろう。
 単幹のケヤキで、周囲に高い構造物がない農村地帯の独立木なのだが、枝折れがあまり見られない。
 ただ、まったくないわけではなく、ご主人の話では、落ちた枝が、平均して年に5〜6枚の瓦を壊すそうである。でも、これだけの巨木にしては、大きな樹冠と言っていい。幹囲も上記の値をかなり上回っているように思われた。葉が小さいのがやや気がかりだが、いつもこうだとのこと。樹勢は悪くないのだろう。
 ご家族から大切にされている大ケヤキである。ますます大きくなることを期待したい。
 
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