ページタイトル:水越神社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:水越神社のスギ(幹と並ぶ) 名称 水越神社のスギ (みずこしじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 30mほか(注1)
目通り幹囲 6.5mほか(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 奈良県奈良市邑地町(おおじちょう)
 〃 3次メッシュコード 5235−07−48
 〃 緯度・経度 北緯34度42分20.3秒
           東経135度58分50.6秒
奈良市指定天然記念物(1985年3月7日、「水越神社社叢」の名称で社叢全体を一括指定)
撮影年月日 2023年7月28日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 布目ダムの下流600mほどの布目川(ぬのめがわ)右岸、集落から少し離れて水越神社が鎮座する。(地理院地図に神社マークあり)
 水越神社の社叢から環境省巨樹データベースに4本の大杉が登録されている。大きい方から順に650cm、580cm、555cm、520cm。
 ところが案内板では3本。案内板が設置された平成16年(2004)3月までに、4本のうちの1本が天然記念物指定からはずされたようだ。
 「巨樹と花のページ」の写真(2007年撮影)を拝見してその理由がわかった。除外された1本は拝殿の横(向かって左)に立っていて、撮影時点で既に幹の上部が切断されている。
 その時はまだ生きていたのか、もう死んでいたのか不明だが、生きていたとしても瀕死の状態だったのだろう。私が見ることができたのは、「御神木大杉跡地」の標柱と切株だった。
 さて4本のうちのどれが失われたのだろう。切株の印象では最大木ではなかったような気がするのだが…。
 左図は残った3本のうちの2本。
 根元で癒着していて一体感が形成されつつある。まだ合わせて一本とは認めて貰っていないようだが、5m級が揃っているのだから、なかなかの迫力である。
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