ページタイトル:宮中矢放神社のスギ サイトのシンボル

画像:宮中矢放神社のスギ(全景)

画像:宮中矢放神社のスギ(遠景)
名称 宮中矢放神社のスギ
    (みやなかやはなちじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 38m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注2)
所在地の地名 新潟県十日町市宮中(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5538−45−86
 
〃 緯度・経度 北緯37度04分10.7秒
           東経138度42分09.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2008年6月15日

注1)2000年に行われた環境省フォローアップ調査結果
注2)1991年の環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)2005年4月1日、十日町市に合併。旧行政区は中魚沼郡中里村





 信濃川の宮中取水ダム北岸の段丘上に宮中集落があり、その中ほどに矢放神社が鎮座している。
 御神木の大杉は、鳥居の脇。下図をご覧の通り、少し離れても、存在がよくわかる。
 近年、大手術を施されたようだ。
 横枝を多く切られ、スリムになった。切られた枝には、銅板だろうか、材質については不確かだが、不透水性の板が被せられている。それがあまりに上手に成型されているものだから、一見した感じ、切断面が宝石化して輝いているように見える。
 根元付近の裂け目も、内部が綺麗に修復されている。丁寧な仕事だ。周囲には真新しい鎖柵が設けられ、根元は木材チップで覆われている。お金もかかったことだろう。
 とても大切にされている大杉は、1991年調査では482cmであった。2000年には517cm。この環境にあって、10年ほどで幹囲が35cmも増えるとは思えないが、大手術が功を奏したか、元気なことは間違いなさそうだ。
 残された枝には緑濃い葉が、びっしりついていた。
 
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