ページタイトル:美和神社のヤマモモ 当サイトのシンボルマーク

画像:美和神社のヤマモモ_1

画像:美和神社のヤマモモ_2
名称 美和神社のヤマモモ (みわじんじゃのやまもも)
名称の典拠 「新 岡山の巨樹老樹名木」(注1)
樹種 ヤマモモ
樹高 14m(注2)
目通り幹囲 7.0m(注2) これは根元周囲
推定樹齢 330年(注2)
所在地の地名 岡山県瀬戸内市長船町東須恵(注3)
 〃 3次メッシュコード 5234−01−01
 〃 緯度・経度 北緯34度40分31.5秒
           東経134度08分42.2秒
瀬戸内市指定天然記念物(2004年11月1日指定)
撮影年月日 2022年3月27日

注1)岡山県緑化推進協会が2020年7月に刊行。天然記念物指定名称は「美和神社ヤマモモ」で、「の」がない
注2)「新 岡山の巨樹老樹名木」による
注3)2004年11月1日、邑久郡内の3町が合併して瀬戸内市誕生。旧行政区は邑久郡長船町(おくぐんおさふねちょう)。なお、所在地について、マピオンやグーグル地図ではこの地点を西須恵としているが、瀬戸内市の資料では所在地を東須恵としているのでそちらに従った





 錦海湾(きんかいわん)の北に横たわる山脈の西端近く、高畑山(206m)と高山(185m)の間に、標高166mの山頂を持つ山がある。地理院地図には山名が示されていないが、広高山という名らしい。美和神社はその山頂近くに鎮座する。(神社まで車で行ける)
 美和神社総代会が設置した案内板によると、祭神は大物主命(おおものぬしのみこと)。現在の奈良県桜井市の三輪山に鎮座する大神神社(おおみわじんじゃ)から勧請されたという。(勧請年代不詳)
 ヤマモモが立つのは本殿の左斜め後方(向かって右)。道路の近くなので、駐車場のすぐ手前で車窓からも見える。
 株立ちのヤマモモで、幹の一本一本はそれほど太くないが、全体としてはなかなかのボリューム感がある。天然記念物とされるのも肯ける。
 ヤマモモとは無関係だが、美和神社は山頂近くに鎮座するため、瀬戸内海の眺めが良い。
 また、グーグル・アースの航空写真で見ると、土の道が境内を三角形に取り囲んでいるのがわかる。これはかつての馬場跡で、ここで行われた流鏑馬(やぶさめ)はその年の豊凶を占う神事であった。いつの頃からか流鏑馬は途絶え、今は籤で占っているそうである。
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