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名称 三輪神明神社のムクノキ (みわしんめいじんじゃのむくのき) 名称の典拠 「巨樹と花のページ」 樹種 ムクノキ 樹高 15m(注1) 目通り幹囲 5.4m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 奈良県桜井市三輪 〃 3次メッシュコード 5135−66−27 〃 緯度・経度 北緯34度31分24.8秒 東経135度50分45.6秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2023年5月19日 三輪素麺のふるさと桜井市三輪の神明神社を訪ねた。左図のムクノキに会うためである。 三輪(みわ)と言えば大和国一の宮である大神神社(おおみわじんじゃ)も忘れてはならないが、大神神社や素麺工場があるのは、大和川(やまとがわ)の右岸側。神明神社が鎮座するのは左岸側だから、ここは三輪地区の端っこという感じ。 逆に、桜井市役所から見れば、三輪地区で最も近い場所になる。神明神社は市役所とJR三輪駅を結ぶ線分の中点付近。 左図でお分かりの通り、肝腎の主幹が途中ですぱっと切られ、切断面にキャップが被せられている。現在、支柱を施された大きな枝が主幹に取って代わろうと頑張っているところ。 図の反対側から見るとはっきりわかるのだが、元気な大枝につながっている部分はしっかり生きているが、主幹につながっていた部分は完全に枯死し、あとは崩れるのを待つばかり。 この事実は主幹を失ったことと大いに関係がある。 ただし、枯損と切断との前後関係は不明。1本の枝を残して枯れてしまったので危険回避のため切断されたのか、それとも台風かなにかで元気だった主幹が折れてしまい、葉との連携を断たれてしまった部分が枯れたのか。どちらなのだろう。(後者のような気がするが) いずれにせよ、ちょっと残念な姿になってしまったが、根元付近の重量感は今も保ち続けているように思われる。 |
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