ページタイトル:南中津原のカヤ ロゴ:人里の巨木たち

画像:南中津原のカヤ 名称 南中津原のカヤ (みなみなかつはらのかや)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 カヤ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 1000年(注3)
所在地の地名 三重県いなべ市北勢町南中津原(注4)
 〃 3次メッシュコード 5236−54−84
 〃 緯度・経度 北緯35度09分21.6秒
           東経136度32分57.2秒
いなべ市指定天然記念物(2003年3月3日指定)
撮影年月日 2014年3月28日

注1)天然記念物指定名称は「大榧の木」
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)北勢町教育委員会が設置した案内板による(設置年月不詳)
注4)2003年12月1日、員弁郡内4町が合併して「いなべ市」誕生。旧行政区は員弁郡北勢町





 南中津原集落内の旧家のお庭に立つ大カヤ。
 私が訪ねた時には、90歳になるという大正13年生まれのご主人が、お屋敷の手入れをしておられた。
 耳は少々遠くなられたようだが、頭脳明晰、腰も曲がらず、お元気そうだ。撮影の許可を願ったところ、二つ返事で快諾して下さった。
 お庭に立つカヤなのだが、立派な注連縄を付けている。この家の守り神として、ずっと大切にしてこられたのだろう。おかげで、カヤもご主人に負けず、元気な様子だ。
 地際でぐいっと広がるカヤ独特の根張りが力強い。
 三重県内では、伊賀市(旧島ヶ原村)の西念寺のカヤに次ぐ幹囲を有する大カヤである。(2014年3月現在、環境省巨樹データベースによる)
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