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名称 三日市のケヤキ (みっかいちのけやき)
名称の典拠 「秋田の巨樹・古木」(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 19m(注2)
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 600〜700年(注2)
所在地の地名 秋田県にかほ市中三地(なかさんち)三日市(注3)
〃 3次メッシュコード 5839−77−06
〃 緯度・経度 北緯39度15分17.9秒
東経139度57分24.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年8月21日
注1)2008年7月に秋田県緑化推進委員会が刊行
注2)上記「秋田の巨樹・古木」による
注3)2005年10月1日、由利郡内3町が合併して「にかほ市」誕生。旧行政区は由利郡仁賀保町
合併してにかほ市になる前の仁賀保町と象潟町の町境を白雪川が流れる。三日市は、その右岸に広がる水田地帯のなかの集落の一つ。
家々を縫う生活道路に面して稲荷神社があり、そのすぐ後ろに、建物に寄りかからんばかりに傾いて、大ケヤキが立っている。
社殿は最近建てられたように見える。以前より規模を大きくしたのか、それとも場所を移したのか、建てる際に、ケヤキも大枝を一部切られてしまったようだ。
よく見ると、ケヤキと屋根の隙間はいくらでもなく、今にもぶつかってしまうのでないかと心配なほど。この間隔を覚悟の上で、新社殿が建造されたわけだ。
ケヤキの損傷を最小限にとどめようとしたのは、この地の人々から大切に思われていることの証しなのだろうと思われる。 |
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