ページタイトル:見玉不動尊のスギ サイトのシンボル

画像:見玉不動尊のスギ

画像:見玉不動尊のスギと仁王門
名称 見玉不動尊のスギ (みだまふどうそんのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 33m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注2)
所在地の地名 新潟県中魚沼郡津南町秋成(見玉)
 
〃 3次メッシュコード 5538−35−33
 
〃 緯度・経度 北緯36度57分05秒
           東経138度40分03秒(注3)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2008年5月15日

注1)2000年に実施された環境省フォローアップ調査結果による
注2)1991年の環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)位置が少し違っているかも知れない





 見玉は信濃川の支流中津川の右岸。秘境秋山郷に向かう国道405号沿いの集落だ。ここは秋山郷の入口。見玉を過ぎると、渓谷はいっそう狭くなる。
 集落の中ほど、東の山裾に、天台宗見玉山正宝院(けんぎょくさんしょうほういん)がある。地元では「見玉不動さん」の愛称の方が有名だ。
 平清盛(たいらのきよもり)の家臣宮本清左エ門が、平家滅亡の翌年、文治2年(1186)にこの地に落ちてきて、守本尊の不動明王を安置したのが始まりと伝えている。
 古来より眼病に霊験ありとされ、信仰を集めていた。
 境内には、巨樹の域に達した大杉が何本も立ち、小規模ながら幽峡の感がある。スギたちのうち、仁王門の手前、向かって右手の個体が、最大であるようだ。
 そのスギの脇を、7段の小滝を流れ落ちた清水が流れている。水は冷たく、周囲はひんやりして、吹く風が心地よかった。
 
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