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名称 目木構のムクノキ (めきかまえのむくのき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ムクノキ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 6.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 岡山県真庭市目木(注3)
〃 3次メッシュコード 5233−46−92
〃 緯度・経度 北緯35度04分41.9秒
東経133度46分49.0秒
真庭市指定天然記念物(1963年5月1日指定)
撮影年月日 2010年8月23日
注1)真庭市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)2005年3月31日、5町4村が合併して真庭市誕生。旧行政区は真庭郡久世町
米子自動車道久世インターから国道181号を西に向かい、目木川の橋を渡ったところが目木である。
米木小学校の北東に、かつての大庄屋、福島家の屋敷跡がある。古くは宇喜多家に仕える武家であったが、関ヶ原合戦で宇喜多家が改易されたのち、この地に帰農したという。
屋敷の周囲には濠が廻らされ、まるで中世領主の居館のような構造だったため、「目木構」と呼ばれたらしい。(案内板より)
大きな長屋門の手前に、ムクノキの巨木が1本立っている。
地上5mほどで、ほぼ同じ太さの2幹に分かれ、全体で一つの樹冠を形成している。
切断された大枝も多く、古い切断痕には空洞ができているものもあるが、全体として、樹勢は悪くない。根張りも力強い。
なお、目木構は、旧観を維持したまま、今は市の老人ホーム「ささぶき苑」の一部として使われているようだ。 |
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