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名称 明治のカシノキ (めいじのかしのき) 名称の典拠 環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」 樹種 シラカシ 樹高 18m(注1) 目通り幹囲 5.0m(注1) 推定樹齢 200〜299年(注1) 所在地の地名 福島県福島市飯野町明治(丸子田)(注2) 〃 3次メッシュコード 5640−34−82 〃 緯度・経度 北緯37度39分24.0秒 東経140度31分40.1秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2020年8月5日 注2)2008年7月1日、福島市に合併。旧行政区は伊達郡飯野町 樹名の「明治」は地名。 東北本線松川駅の東方約3.9km。飯野小学校の西に不等辺四角形の人工の池があり、その近くに左図のカシの木が立つ。 カシの横には大きな岩。そこに磨崖仏が刻まれているらしい。案内板には「樫の木の磨崖佛」とあった。(案内板の設置者名・設置年月とも不詳) それによると、旧飯野町内には3箇所に磨崖仏があって、ここがその一つ。観音菩薩はじめいくつかの線刻像があるという。 どれがそうなのだろう。探してみたがわからなかった。 風化が進んだのか、それとも私の目が節穴だったのか。多分その両方によるものだろう。 でも、私の目的は磨崖仏でなく、カシの木の方。節穴の目でも、立派なカシの木であることはわかる。 上から下まで、幹が大きく裂けているが、樹勢は悪くなさそうだ。 環境省データベースに載る438件のシラカシのうち、幹囲5m以上の巨木では最も北に立つシラカシである。(※) ※後日、同じ福島市内にある医王寺のシラカシ(環境省巨樹データベース未登録)の方がもっと北に立ち、かつ大きさも勝っていることが分かった。(2021/10/01追記) |
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