ページタイトル:医王寺のシラカシ 当サイトのシンボルマーク

画像:医王寺のシラカシ 名称 医王寺のシラカシ (いおうじのしらかし)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 シラカシ
樹高 16m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注3)
推定樹齢 300年(注2)
所在地の地名 福島県福島市飯坂町平野字寺前
 〃 3次メッシュコード 5640−53−85
 〃 緯度・経度 北緯37度49分20.3秒
           東経140度26分27.8秒
福島市指定天然記念物(1966年2月7日指定)
撮影年月日 2021年6月9日

注1)福島市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)福島県緑の文化財登録一覧表による
注3)同上。同一覧表は胸高直径(175cm)で表しているので円周率倍した数値を記載した





 福島交通「医王寺前」駅から北西800mほどのところに真言宗豊山派瑠璃光山医(醫)王寺がある。
 天長3年(826)開基と伝える古刹で、「源平盛衰記」で義経(よしつね)四天王とされた勇士佐藤継信(つぐのぶ)・忠信(ただのぶ)兄弟の菩提寺でもある。元禄2年(1689)には芭蕉も訪れ、「笈も太刀も五月にかざれ帋(紙)幟」の句を詠んでいる。
 山門を入ってすぐ右手に左図のシラカシが立つ。
 途中で主幹を失い、少々痛々しい姿だが、樹勢は悪くないようだ。残った枝に緑濃い葉を密に満載している。
 医王寺では寛永年間(1624〜44)の植栽と伝承。
 幹回り5m超のシラカシのうち、日本で最も北に立つシラカシだと思われる。
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