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名称 松峯神社のスギ (まつみねじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 6.2m(注2)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 秋田県大館市松峰字大山
〃 3次メッシュコード 6040−34−72
〃 緯度・経度 北緯40度18分53.4秒
東経140度31分59.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年5月14日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測
秋田自動車道(E7)大館北インターチェンジの西北西約3km。標高376mの「大山(松峰山)」の東斜面に松峯神社が鎮座する。
このあたりは、弘法大師が弘仁8年(817)に開いたと伝える密教の霊地で、散在する密教遺跡は「松峰山信仰遺跡群」として大館市指定史跡。明治の廃仏毀釈で、それまで本尊としていた不動尊を廃し、月夜見命(つきよみのみこと)を祀る松峯神社となった。(神社縁起の案内板と史跡の案内プレートの説明を総合)
今は車でも行けるが、かつて密教の霊地だったというだけあって、かなりの悪路を覚悟しなければならない。
参道の杉並木が素晴らしい。
もともとここは秋田杉の自生地だったのだろうか。参道のスギもその周囲のスギも、みな揃って背が高い。
旧環境庁資料(及び環境省巨樹データベース)では、スギ巨木は3本と報告されているが、実際にはもっとずっと数が多い。
杉並木の入口、一の鳥居に向かって左に立つ2幹の大杉が最大と思われる(左図)。
社殿も大きく、石段もなかなか立派だ。
多くの人々から厚い信仰を集めていたことが分かるような気がする。 |
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