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名称 松原のカゴノキ (まつばらのかごのき)
名称の典拠 「ひむか巨樹マップ」(注1)
樹種 カゴノキ
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 4.1m(注2)
推定樹齢 200年(注2)
所在地の地名 宮崎県東臼杵郡諸塚村家代(松原)
〃 3次メッシュコード 4831−62−19
〃 緯度・経度 北緯32度30分43.7秒
東経131度22分14.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月19日
注1)宮崎県林務部の企画編集により、鉱脈社から刊行
注2)上記「ひむかの巨樹マップ」による
国道327号(奥日向路)諸塚トンネル西口から野川谷川(のうごうだにがわ)の上流に向かって広域基幹林道南川線を北上する。松原のカゴノキに会うためだ。
松原はこの谷の右岸斜面の中腹。谷底からは230mほどの標高差がある。
このあたりの道は狭く、カーナビの地図に表示されない道もある。半分ナビの案内を頼りに、もう半分は地理院地図のコピーを頼りになんとか辿り着くことができたが、分岐点ごとに設置された行き先表示案内板もとてもありがたかった。
カゴノキは佐井山集落センター前に立っていた。傍らに平成13年度(2001年度)に「諸塚村の古木・巨樹百選」に選定されたことを示す樹名板が設置されている。(選定名は「佐井山のカゴノキ」)
ほとんどの大枝を失い、その付け根部分の多くに洞(うろ)ができている。かなり痛々しい姿ではあるが、老木の威厳を失ってはいない。若い枝はまだ一生懸命生きようとしている。
訪問時現在、宮崎県では一番のカゴノキ巨木である(環境省巨樹データベースによる。なお、同データベースは幹囲を504cmとしている)。
是非とも長生きしてもらいたいものだ。 |
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