ページタイトル:前倉庚申様の姫小松 当サイトのシンボルマーク

画像:前倉庚申様の姫小松 名称 前倉庚申様の姫小松
    (まえくらこうしんさまのひめこまつ)
名称の典拠 「Forest & Tree
樹種 ゴヨウマツ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 3.6m(注1)
推定樹齢 100〜199年(注1)
所在地の地名 新潟県中魚沼郡津南町結東(けっとう)(前倉)
 〃 3次メッシュコード 5538−25−70
 〃 緯度・経度 北緯36度53分53.9秒
           東経138度37分40.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年9月27日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 中津川左岸。秋山郷に至る国道405号から、高台の鳥甲(とりかぶと)牧場に登る道がある。前倉集落はその途中。国道を離れて、道なりに800mほどのところ。
 鳥甲牧場があるのは標高約1100m。谷底との標高差は500mほどあるのだが、かなり古い昔の河岸段丘面と思われる。そのあたりだけ勾配が極端に緩い。
 前倉集落内、三叉路の角に、左図の五葉松が立つ。(姫小松は五葉松の異称)
 角礫を積んだ石垣上にあって、根元には小さな祠がある。環境省資料によれば、このゴヨウマツは公有物とされ、前倉庚申様の敷地にあるとされている。この祠が庚申(こうしん)様なのだろう。
 一般的な巨木としては、幹囲3.6mは大した大きさでないが、ゴヨウマツは、アカマツやクロマツほどに巨大になることは少ない。これでもなかなかの巨木なのだ。
 樹勢も良さそうで、将来が楽しみなゴヨウマツである。
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