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名称 前田の吉野桜 (まえだのよしのざくら) 名称の典拠 現地の樹名柱(注1) 樹種 エドヒガン 樹高 20m(注2) 目通り幹囲 5.7m(注2) 推定樹齢 300年以上(注2) 所在地の地名 岩手県花巻市東和町前田4区(注3) 〃 3次メッシュコード 5941−01−98 〃 緯度・経度 北緯39度24分43.5秒 東経141度13分21.1秒 花巻市指定天然記念物(1971年9月6日指定) 撮影年月日 2024年4月18日 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による 注3)2006年1月1日、花巻市に合併。旧行政区は和賀郡東和町 私にとって岩手県の桜は「田代平のオオヤマザクラ」以来。その時は平地のエドヒガンは全て葉桜に変わっている時期の訪問だったが、今回は違う。今回はエドヒガンをメインとする計画である。その一本目がこの桜。 前日の深夜11時半に家を出発、途中で20分ほどの仮眠を2度取ったり、何度か小休憩もしたが、ずっと高速道路を走り通して、この日の朝7時半頃にやっと到着。岩手県はさすがに遠い。 期待に胸を膨らませて訪ねたのだが、残念ながら上々の桜旅とはいかなかった。訪ねるのが一週間ほど遅すぎたのである。 しかもこの日は、予報通り雲一つない快晴だったのだが、空は青いどころかどんよりと濁った色。ひどい黄砂のためである。私の日頃の行状がよほど悪かったのだろうか。 この桜自体は、幹囲5mを軽く超えるだけあって堂々たる体格ですばらしかった。 ただし、花は満開をとうに過ぎ、終わりに近い状態。 もともと花色の淡いタイプのエドヒガンで、しかもかなり伸びた若葉の緑が混じるため、くすんだ色合いになってしまう。背景が青ければそれでもまだ美しく見えるのだが、黄砂のために空はご覧の通り。残念。 個人所有の桜であるが、道路から桜まで田圃道があって、自由に見学出来るようになっている(感謝)。ご厚意を裏切らないよう、見学の際は周辺環境を損なわぬよう気をつけたい。 それにしても、何故「吉野桜」なのだろう? |
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