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名称 岡田廃寺跡のムクノキ (おかだはいじあとのむくのき) 名称の典拠 「樹行」 樹種 ムクノキ 樹高 不明 目通り幹囲 5.1m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 岡山県倉敷市真備町岡田(注2) 〃 3次メッシュコード 5133−75−76 〃 緯度・経度 北緯34度39分03.6秒 東経133度42分08.6秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2022年3月28日 注2)2005年8月1日、倉敷市に合併。旧行政区は吉備郡真備町(きびぐんまびちょう) 倉敷市立岡田小学校から直線距離で北北西に600mほど離れた舌状台地上に立つムクノキ。 樹名の岡田は地名。廃寺は、昔ここには寺があったが、今は廃されて無いからである。平成17年(2005)12月5日、この場所は「岡田廃寺(金剛寺跡)」の名称で倉敷市指定史跡となった。 案内板によると、金剛寺の建立は白鳳時代(7世紀後半)。礎石や軒丸瓦が出土したが、どこまでが寺域であったか、また建物の配置はどうであったか等、詳しいことはわかっていないらしい。 いつ廃寺となったかについても記されていないが、多分、ムクノキが生を受けるよりずいぶん昔のことだったのだろう。 では何故、ムクノキがここに立つのか。ムクノキ自体は文化財でないので案内板は何も触れていない。 廃寺ののち管理者がいなくなった土地に自然に生えたのだろうか。それとも写真に見える小祠(荒神社)と関係があるのだろうか。 ムクノキは無言で立つのみである。 |
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