ページタイトル:九頭神社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:九頭神社のスギ 名称 九頭神社のスギ (くずじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 4.8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 奈良県宇陀市大宇陀牧
 〃 3次メッシュコード 5135−57−15
 〃 緯度・経度 北緯34度25分54.7秒
           東経135度56分23.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年5月18日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による





 九頭神社が鎮座する大宇陀牧は、津風呂川(つぶろがわ)に沿いの集落。国道370号が走る。
 大宇陀牧には国指定重要文化財の石造十三重塔や木造薬師如来坐像、県指定文化財の木造阿弥陀如来坐像を蔵する覚恩寺(かくおんじ、現在は廃寺)があり、国道脇に案内表示が出ていた。(訪問時、文化財の仏像は非公開)
 そこから脇道に入り、まっすぐ進んだ突き当たりが九頭神社である。ちょうどそのあたりで国道の路肩が十分広くなっていたので、車を置いてそこからは歩く。
 境内に目立つ巨木が3本。
 まず最初に目に入るのは、境内前面に立つスギ。しかし幹囲はまだ5m未満。
 その先、雛壇のように石垣を積んだ2段目と3段目の間、本殿に向かって左に立つスギが大きい。訪問時現在、環境省データで幹囲4.8mとされる個体だと思うが、今は優に5mを超えているように見える。
 その横に立つシラカシも大きい。環境省データは3.7mとしているが、いくら30年以上昔のデータとは言え、何かの間違いでないだろうか。今は5m近くありそうだ。(「少し大きめの画像」に写真あり)
 予期せぬ出会いのあった九頭神社であった。
 なお、他県では滅多に目にすることのない社号だと思うが、奈良県内にはいくつもあるようで、ネット検索ではいろいろな九頭神社が出て来た。このスギが立つ九頭神社は宇陀市大宇陀牧に鎮座するので、お間違いなく。
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