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名称 久津八幡宮の夫婦スギ(雌杉) (くづはちまんぐうのめおとすぎ(めすぎ)) 名称の典拠 「日本の天然記念物」(注1) 樹種 スギ 樹高 38m(注2) 目通り幹囲 9.3m(注2) 推定樹齢 伝承1200年(注2) 所在地の地名 岐阜県下呂市萩原町上呂(じょうろ) 〃 3次メッシュコード 5337−61−67 〃 緯度・経度 北緯35度53分15.8秒 東経137度12分44.2秒 国指定天然記念物(1928年11月30日指定) 撮影年月日 2004年8月9日 注1)1995年3月2日、講談社から刊行 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による 久津八幡宮は立派な神社だが、夫婦スギも、劣らず立派なものである。 社殿右横(向かって左)に立つ「雄杉」に対して、石鳥居のすぐ上に立つ大杉は「雌杉」と呼ばれている。いずれも10m前後の目通りを有し、単独木としても十分見応えのあるサイズだ。 旧環境庁が1991年に刊行した「日本の巨樹・巨木林」には樹高38mとある。しかし今は、ご覧のように、途中から主幹を欠いており、10m強というところだろうか。 講談社「日本の天然記念物」の写真でも、既に頂部は失われているが、2004年現在、主幹の長さはその3分の1ほどになってしまった。 根際には空洞もありそうだ。雄杉に比べて、明らかに樹勢が弱っている。 再び天を衝く姿に戻ることは無理だろうが、雄杉が男やもめになってしまないよう、少しでも永らえてほしいものだ。 |
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