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名称 桑ノ川の鳥居杉 (くわのかわのとりいすぎ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スギ
樹高 40m/30m(注2)
目通り幹囲 6.4m/3.6m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 高知県南国市桑ノ川
〃 3次メッシュコード 5033−34−97
〃 緯度・経度 北緯33度39分49.8秒
東経133度35分42.3秒
高知県指定天然記念物(1993年4月1日指定)
撮影年月日 2010年7月25日
注1)1997年5月に南国市教育委員会が設置。標柱には「桑の川の鳥居杉」と記されていたのだが、当地の正しい地名表記は「桑ノ川」とカタカナである。私のサイトでは、勝手に一部を修正させてもらった
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による(いずれも前者が向かって右の個体のデータ)
穴内川ダム湖の上流にある桑ノ川集落を通って、さらに奥まで進んで行くと、道は地主神社で行き止まりとなる。
参道石段の途中、両脇に2本のスギが並んで立っている。このような配置では、2本のスギを鳥居杉と呼ぶことがある。
と、ここまでは一般的な話だが、この鳥居杉は並の鳥居杉ではない。なんと、両方のスギから水平に伸びた2本の枝が、石段の上で連理をなし、本当の鳥居のような姿になっているのだ。
偶然にこうなったとは、とても信じがたい。昔、誰かが接ぎ木の要領でくっつけたのだろうか。
勝手な想像はできるものの、私は、園芸に関しても、樹木の生理に関しても、まったくの門外漢である。真相に迫る手段がない。
なんとも不思議なことである。 |
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