ページタイトル:桑島の大栃 当サイトのシンボルマーク

画像:桑島の大栃 名称 桑島の大栃 (くわじまのおおとち)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 トチノキ
樹高 23m(注2)
目通り幹囲 6.2m(注2)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 石川県白山市桑島(注3)
 〃 3次メッシュコード 5436−25−20
 〃 緯度・経度 北緯36度11分39.9秒
           東経136度37分44.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年9月21日

注1)桑島区と白峰観光協会が連名で設置(設置年月不詳)
注2)上記案内板による
注3)2005年2月1日、松任市と石川郡7町村が合併して白山市誕生。旧行政区は石川郡白峰村





 手取川ダムが作った人造湖である手取湖(てどりこ)の南端に桑島の集落がある。
 集落の南に、国道157号から対岸に渡る桑島大橋が架かり、橋の先では温泉旅館をはじめ、家々が整然と並ぶ。
 橋を渡って左に折れ、川沿いの道を下流側に向かうと、いくらも走らぬうちに百合谷(びゃあこだん(注4))を跨ぐが、そのすぐ手前の路傍に左図のトチノキが立つ。
 トチノキは、立ち上がって間もなく大きく2幹に分かれる。そんな樹形のため、道路から見た時はそれほどの巨木とも思えず、幹囲データが間違っているのではないかと疑ったくらいだが、下の小道におりて眺めると、なかなかの大トチである。データにも納得。
 旧白峰村には日本一の太田の大トチノキもあって、それに比べればさすがに見劣りしてしまうが、幹囲6mと言えば、相当な巨木である。それに、こちらには気楽にアプローチ出来る利点もある。もっと有名になってもよいのではなかろうか。

注4)この読みは地理院地図による。百合谷に架かる橋の親柱には「びゃっこだにはし」と記されていた
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