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画像:鍬江の枝垂杉

画像:鍬江の枝垂杉(遠景)
名称 鍬江の枝垂杉 (くわえのしだれすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 21m(注2)
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 300年(注3)
所在地の地名 新潟県胎内市鍬江(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5739−04−82
 
〃 緯度・経度 北緯38度04分31.7秒
           東経139度31分27.0秒
黒川村指定天然記念物(1971年12月1日指定)
撮影年月日 2006年11月26日

注1)設置者・設置年月とも不詳(黒川村教育委員会が設置?)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)上記案内板による
注4)2005年9月1日、1町1村が合併して胎内市誕生。旧行政区は北蒲原郡黒川村





 国道290号を北上すると、鍬江集落に入って間もなく、鍬江沢川右岸に下図のような姿が見える。鳥居の神社は鍬江神明宮。
 名はシダレヤナギのように枝が下垂しているからと言うが、ご覧のように、それほど極端ではない。
 大杉は境内平面の端に立ち、そのすぐ下を生活道路が通っている。このようなロケーションでは、通行の安全か、天然記念物の保護かがジレンマとなる。
 下図に見える鉄製の枠は、当地での解決法だと思われる。確認したわけでないが、冬期にはこれに屋根を架けて、枝からの落雪を防ぐのだろう。
 雪のない地方では信じられないかも知れないが、高所からの落雪は、時に人命を奪うことさえある。新潟県の湿った重い雪では、さらに危険性が高い。支えきれなかった枝ごと落ちることもある。
 少し景観を損ねてしまったけれども、良い解決法だと思われた。
 
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