ページタイトル:黒沢の椋の木 ロゴ:人里の巨木たち

画像:黒沢の椋の木 名称 黒沢の椋の木 (くろさわのむくのき)
名称の典拠 赤磐市公式ウェブサイト
樹種 ムクノキ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 500年(注1)
所在地の地名 岡山県赤磐市黒沢(先谷)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5234−20−96
 〃 緯度・経度 北緯34度54分58.4秒
           東経134度04分51.7秒
赤磐市指定天然記念物(1984年2月18日指定)
撮影年月日 2016年3月25日

注1)赤磐市教育委員会が設置した案内板による
注2)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測
注3)2005年3月7日、赤磐郡内4町が合併して赤磐市誕生。旧行政区は赤磐郡吉井町





 吉井川と吉野川の合流点のすぐ下流に架かる橋が国道374号周匝橋(すさいばし)である。
 周匝橋の南から、西に入る大きな谷がある。滝山川(たきやまがわ)が作った谷だ。
 国道から、谷奥に向かう県道265号(周匝久米南線)に乗り換えて約1km。滝山川の対岸に先谷(さきだに)集落がある。
 左図のムクノキは、家々を通り過ぎて、集落の南端近く。阿弥陀堂の斜め後方に立っている。
 いかにもムクノキらしい板根が発達し、その先はずいぶん先まで伸びている。幹断面はかなり扁平で、見る角度により、太さの実感は大きく異なる。
 それにしても、幹囲は、案内板の4.5mよりもかなり大きそうだ。実測してみたら498cmあった。
 根の近くには特大のサルノコシカケ。思わず「天晴れ」と褒めてやりたくなるほどの大きさである。
 ただし、ムクノキの健康に悪さをしていなければいいのだが。
ボタン:岡山県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る