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名称 黒峰の大ガシ (くろみねのおおがし)
名称の典拠 「ひむか巨樹マップ」(注1)
樹種 アカガシ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 6.1m(注2)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町鞍岡(一の瀬)
〃 3次メッシュコード 4831−71−60
〃 緯度・経度 北緯32度38分21.5秒
東経131度07分46.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月18日
注1)宮崎県林務部の企画編集により、鉱脈社から刊行
注2)上記「ひむか巨樹マップ」による
五ケ瀬町役場から国道218号を西に向かう。熊本県に入って約3km、山都町馬見原(まみはら)で左折して国道265号に乗り換え、今度は南下。再び宮崎県に戻って五ヶ瀬町祇園町の信号を過ぎたら三叉路を右折、一の瀬を目指す。(三叉路南西角に「九州山脈脊梁起点/黒峰・トンギリ山登山道入口」の案内表示があり、その少し奥に「黒峰の赤ガシ3km」と書かれた木の道標があるのだが、見つけにくいかもしれない)
その三叉路さえ見つけることができれば、その後は要所々々に設置された案内表示に従うだけ。道を間違えることもない。
一の瀬集落を過ぎ、道が心細くなると間もなくアカガシの前に出た。
黒峰の名から、てっきり尾根筋にある深い森の中と思っていた。しかし実際は道路のすぐ脇。九州一のアカガシに、こんなに簡単に会えるとは思ってもいなかった。
立ち上がってすぐに3幹に分かれている。もしかしたら2本の合体木かも知れないが、地表付近ではしっかりくっついている。
根元に空洞はあるものの、樹勢は悪くない。堂々たる大アカガシである。
案内板によると、昔はこのアカガシに猟の安全祈願をしたという。いかにも頼りがいのありそうな雄姿を前にすると、当時の猟師の気持ちがわかるような気もする。 |
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