ページタイトル:呉津孫神社のムクロジ 当サイトのシンボルマーク

画像:呉津孫神社のムクロジ 名称 呉津孫神社のムクロジ
    (くれつひこじんじゃのむくろじ)
名称の典拠 「巨樹と花のページ」(注1)
樹種 ムクロジ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 4.7m(注3)
推定樹齢 200〜299年(注2)
所在地の地名 奈良県高市郡明日香村栗原
 〃 3次メッシュコード 5135−56−44
 〃 緯度・経度 北緯34度27分13.8秒
           東経135度48分31.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年7月25日

注1)神社名について。鳥居額には「呉津神社」の文字が用いられ、グーグル・マップ等もその文字を載せているが、奈良県神社庁の神社紹介ページに載る名前も、宗教法人としての名称も「孫」の文字を用いているので、それに従った
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)「巨樹と花のページ」による(2019年計測)





 国の特別史跡「キトラ古墳」の北東約500m、同じく特別史跡「高松塚古墳」からは南約1km。栗原は小さな谷の集落である。
 遠く、越後国からやって来た者にとって、教科書でしか知らなかったような名前がこんなに近くにあるだけで、何だか気持ちが高ぶる。古代の都を訪ねたお上りさんの気分。
 呉津孫神社は栗原集落の中央付近。高台に鎮座する。
 ムクロジは道路から真っ直ぐ続く石段を登り切ったところ、向かって右側。
 幹断面が扁平なので、見る角度によって大きさの印象が異なるとは言え、石段途中から見た姿にまず圧倒された。「え? これがムクロジ?」というのが第一印象。
 樹勢がよく、背も高い。
 このムクロジをはじめ、奈良県には元気なムクロジ巨木が多いように思う。全国から選りすぐって集めたのではないかと思えるほどだ。
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