ページタイトル:熊袋若宮社のスギ ロゴ:人里の巨木たち

画像:熊袋若宮社のスギ(幹と並ぶ) 名称 熊袋若宮社のスギ
    (くまのふくろわかみやしゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 不明
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県長岡市熊袋(注2)
 〃 3次メッシュコード 5639−20−02
 〃 緯度・経度 北緯37度30分22.7秒
           東経139度01分50.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年9月7日

注1)高地側の地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測
注2)2006年1月1日、長岡市に合併。旧行政区は栃尾市





 熊袋(くまのふくろ)は刈谷田川(かりやたがわ)の支流の一つ塩谷川(しおだにがわ)左岸の集落。集落内を県道9号(長岡栃尾巻線)が貫く。
 集落北部、県道から直線距離で200mほど離れて若宮社が鎮座する。残念ながら、県道からは見えず、案内の類もないので、場所がちょっと分かり難いかも知れない。
 余談だが、この神社は、昭文社の県別マップルには「神明神社」と載っている。そのためか、ウェブ上ではこの名を目にすることが多い。新潟県神社庁の神社名一覧表や平凡社「新潟県の地名」では「若宮社」となっているのだが。
 神仏混淆時代の名残か、境内に薬師堂があり、大杉はその手前に立っている。幹囲の実測値は552cm。根元には甲子塔の残欠やら壊れた石灯籠などが置かれていた。
 そのほかに社殿の前に4組の双代道祖神が置かれ、その前に、中央に穴を開けた石がいくつも納められている。多分、耳を患った人が聴力の回復を祈願したものであろう。
 ここのお薬師さんとも関係があるのだろうか。
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