ページタイトル:熊野堂墓地のアカマツ 当サイトのシンボルマーク

画像:熊野堂墓地のアカマツ 名称 熊野堂墓地のアカマツ
    (くまのどうぼちのあかまつ)
名称の典拠 なし
樹種 アカマツ
樹高 不明
目通り幹囲 3.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県茅野市宮川
 〃 3次メッシュコード 5338−71−80
 〃 緯度・経度 北緯35度59分38.3秒
           東経138度07分35.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年3月30日

注1)地表面から1.3mの高さで幹囲を実測





 天狗山のイチイに会いに行く途中、熊野堂墓地を通る。そこに立っていたアカマツ巨木。
 巨木は2本あって、多分もう1本の方が太いと思われるが、樹皮の色の鮮やかさと、極めてユニークな姿態に強く心を引かれたので、左図のアカマツを紹介することにする。
 根元は普通のマツだが、途中で2支幹に分かれるあたりから、突然雰囲気が変わる。
 先端は縦や横に伸びるのでなく、大きく湾曲し始める。まるで最初から円を描きたかったかのように。反り返りすぎて、裏返ってしまったように見える場所もある。
 マツの大きさを考えると、人工によるのではないのだろう。自然にこうなったと思われる。
 造化の神は、ときどき思いも寄らぬ不思議な形を作り上げる。
 近くに建築された藤森照信(ふじもりてるのぶ)氏設計の奇妙な茶室群と呼応するかのようにも思われた。
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