ページタイトル(熊野神社七本杉) サイトのシンボル

画像:熊野神社七本杉(幹と並ぶ)

画像:熊野神社七本杉(全景)
名称 熊野神社七本杉 (くまのじんじゃななほんすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 36m(注2)
目通り幹囲 11.3m(注2)
推定樹齢 350年(注3)
所在地の地名 新潟県村上市布部(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5739−34−16
 〃 緯度・経度 北緯38度15分59.1秒
           東経139度34分41.0秒
朝日村指定天然記念物(1977年3月29日指定)
撮影年月日 2003年3月15日(左図)
        2010年11月14日

注1)1977年3月29日(つまり天然記念物の指定年月日)に朝日村教育委員会が設置。私などはつい「しちほんすぎ」と読みたくなるが、「ななほんすぎ」の読み方は新潟県緑化推進委員会が1999年に刊行した「にいがた 巨樹・名木100選」による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)「にいがた 巨樹・名木100選」による
注4)2008年4月1日、村上市に合併。旧行政区は岩船郡朝日村





 三面川(みおもてがわ)は鮭が遡上することで有名な清流である。江戸時代には、鮭の稚魚の捕獲が禁じられ、違反者を通報した者には、褒美として村上藩から銀子1枚が与えられた(平凡社「新潟県の地名」による)。この地の人々は、鮭の稚魚が海に下り、そして大きくなって故郷の川に戻ってくることを、昔から知っていたのである。
 その中流域、県道349号の布部橋の東北東700mほどの山裾に熊野神社がある。
 水田を渡る細い道を通り、150段ほどの石段を上ったところに大杉が立っている。
 名は7本の幹が直立しているゆえの命名だが、そのうち1本は枯れている。しかし、それ以外の幹は肌も美しく、すらりと伸びて、見事なものである。
 これらの幹は、はたして枝分かれしたものなのか、それとも複数のスギが融合したものなのか、結論は出ていないようだ。
 
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