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名称 久保の大桂 (くぼのおおかつら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カツラ
樹高 33m(注2)
目通り幹囲 13.0m(注2)
推定樹齢 伝承800年(注2)
所在地の地名 宮城県気仙沼市久保
〃 3次メッシュコード 5841−24−80
〃 緯度・経度 北緯38度54分14.5秒
東経141度30分04.3秒
気仙沼市指定天然記念物(1975年4月18日指定)(注3)
撮影年月日 2006年8月21日
注1)1995年3月31日に気仙沼市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)訪問後の2007年2月16日、宮城県指定天然記念物となった
宮城・岩手の県境付近で国道284号から別れ、二十一川(にじゅういちがわ)に沿って1kmちょっと遡る。久保の大桂は川の対岸。
橋を渡り、細い自動車道を進む間もなく、左手に大カツラが見える。カツラの傍には小さな流れ。
カツラはここでもやはり対岸側。辺りを観察すると、カツラの少し上に、案内板らしき白い板が、向こう向きに立っている。しかし、道らしきものは見えない。訪れる人が少なく、道が無くなってしまったのかも知れない。
幸い長靴を持参していたので、沢を渡って行くことにした。
遠くから見たときは気がつかなかったが、折れた大枝が、苔生して横たわっていた。長く生き続けることは、そう簡単ではないのだ。
しかし、全体的に見れば樹勢は旺盛で、根元付近には、ひこばえが密集している。数十年も経てば、これらが成長して、さらに幹囲は大きくなることだろう。
この先の楽しみなカツラである。 |
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