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名称 広徳寺のスギ (こうとくじのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 秋田県南秋田郡五城目町馬場目字門前
〃 3次メッシュコード 5940−71−03
〃 緯度・経度 北緯39度55分13.1秒
東経140度09分37.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年5月15日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
馬場目川(ばばめがわ)右岸、薬師山(395m)西麓に曹洞宗如意山広徳寺がある。
広徳寺の背後には、かつて安東(安藤)五郎秀宗が築いた馬場目城があった。最後の城主は馬場目玄蕃正勝。天正17年(1589)、安東氏の内紛で亡んでしまったらしい。
広徳寺は馬場目氏の菩提寺で、現在地は馬場目氏の茶室跡にあたり、庭園は当時からのものという。(以上、町教委が設置した馬場目城跡案内板による)
参道石段の両側では、大杉が並木を成していたようだ。
かつての姿を知らないが、境内の石碑によると、平成3年(1991)9月28日早朝、台風19号の強風で『多くの古木が倒れ参道石段にも甚大な被害が及』んだということである。碑文には『在りし日の参道杉並木の姿を偲ぶ』ともあることから、立派な杉並木だったのだろう。
左図は石段の最下部に立つスギ。低い位置に立っていたため、吹き付ける強風も多少和らいだのかも知れない。
境内第一の巨木である。 |
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