ページタイトル:広徳寺のモミ 当サイトのシンボルマーク

画像:広徳寺のモミ 名称 広徳寺のモミ (こうとくじのもみ)
名称の典拠 なし
樹種 モミ
樹高 32m(注1)
目通り幹囲 4.9m(注2)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 秋田県南秋田郡五城目町馬場目字門前
 〃 3次メッシュコード 5940−71−03
 〃 緯度・経度 北緯39度55分13.5秒
           東経140度09分39.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年5月15日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測





 国道285号沿いの道の駅「五城目」から直線距離で南南東に約3.3km。袖ノ沢堤からひと山越えた南に、戦国時代の馬場目城主の菩提寺である曹洞宗如意山広徳寺がある。
 開山は天室宗龍(てんしつそうりゅう?)大和尚。中世領主・安東(安藤)実季(あんどうさねすえ、1576〜1660)の叔父といわれているらしい。
 家々より高く、山の中腹に水平面を作って、そこに伽藍が築かれた。
 本堂と同じ水平面上に大きなモミが立っている。
 根元が深く埋もれているようには見えないので、樹齢は、どんなに遠く遡っても、この水平面が築かれるより前ではないと思われる。
 環境省巨樹データベースによる幹囲は440cm。これは1988年度報告値である。対面した印象ではずっと大きいようだったので、測ってみたら492cmになっていた。
 そろそろ貫禄が出てくる頃である。
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