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名称 孝子桜 (こうしざくら) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 エドヒガン 樹高 8m(注2) 目通り幹囲 4.7m(注2) 推定樹齢 約450年(注2) 所在地の地名 栃木県宇都宮市古賀志町(唐沢) 〃 3次メッシュコード 5439−76−21 〃 緯度・経度 北緯36度36分32.8秒 東経139度45分51.9秒 宇都宮市指定天然記念物(1959年3月10日指定) 撮影年月日 2019年4月7日 注2)上記案内板による 宇都宮市立城山西小学校グラウンド内に立つ、樹形の美しいシダレザクラである。 この桜には次のような伝説がある。 昔、一人の孝行息子がいて、重い病気の父を看ていた。ある晴れた冬の日、死期の近いのを悟った父が「死ぬ前にもう一度桜の花が見たい」とつぶやくのを聞き、息子は、古賀志山中の大日如来に、父の願いを叶えてくれるよう一生懸命祈願した。すると、その心が天に届いたか、翌朝この桜に花が咲き、これを見て大変喜んだ父は往生を遂げた、という内容である。(案内板の説明に多少言葉を補った) それが「孝子桜」の名の由来らしい。 訪ねたのは新学期直前の日曜の朝7時頃。これから何が始まろうというのか、近隣の学校をはじめ、あちこちからかき集めたテントがたくさん並べられていた。臨時駐車場も作った。詳細を尋ねることはしなかったが、地区を挙げて「孝子桜」の満開を喜んでいる印象を受けた。 ところで、冒頭に記したように、「孝子桜」が立つのは小学校のグラウンド内である。勝手気ままに押しかけられては、学校としても困る。ということで、開花期には城山西小学校公式サイトに鑑賞可能時間が示されるので、訪ねる時はご配慮を忘れずに。 |
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