ページタイトル:佐橋朝広公供養塔のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:佐橋朝広公供養塔のスギ(幹と並ぶ) 名称 佐橋朝広公供養塔のスギ
    (さはしともひろこうくようとうのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県柏崎市高柳町岡野町(注2)
 〃 3次メッシュコード 5538−65−60
 〃 緯度・経度 北緯37度13分14.2秒
           東経138度37分54.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年3月1日

注1)「新潟の大杉と天然杉」による
注2)2005年5月1日、柏崎市に合併。旧行政区は刈羽郡高柳町





 高柳町高尾(坪野)に越後三十三観音第9番札所、曹洞宗円通山広済寺がある。鯖石川沿いの道の駅「じょんのびの里高柳」からは、直線距離で北方800mほどの位置だ。
 嘉吉2年(1442)に当地の領主佐橋朝広が開基した寺で、開山は不琢了圭(ふたくりょうけい)。創建当時はここから北北東に4kmほど離れた大沢の地にあったが、戦乱や山崩れの害に遭い、安永4年(1775)に現在の場所を遷座地に定めたという。(高柳町観光協会ウェブサイトより)
 本堂から北東に100mほど離れた山裾に、開基佐橋朝広公の供養塔がある。宝篋印塔形式の石塔で、柏崎市指定史跡。
 供養塔のすぐ横に左図のスギが立つ。
 4幹のスギで、合体木のように思われるが、根元付近ではしっかり密着している。
 供養塔の製作年代は室町中期とされているようだから、広済寺がここに移転するより前である。
 寺の移転に際して供養塔も移され、その時にスギが植えられたのだろうか。(当否不明)
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